WEリーグが9月12日に開幕するということで、日テレベレーザ vs 浦和レッズレディースの試合を観戦してきました。
味の素フィールド西が丘に向かう前に午前10時からINAC神戸レオネッサ vs 大宮アルディージャVENTUSの試合をDAZNで見ていたのですが、個人的に応援してる浜野まいか選手(元セレッソ大阪堺レディース)が8月にINAC神戸に移籍してスタメン確認するまでは「ベンチ入りできればええかな…」と思ったらまさかのスタメンΣ(・ω・ノ)ノ!
そしてWEリーグファーストゴールは高瀬選手に譲ったものの2点目、4点目と素晴らしいパフォーマンスを見せてもらい前半が終わって自分は西が丘に向かいました。
正直今までのなでしこリーグと何が違うのか?プロ化することは選手にとって良いことやけど継続できるのか、独立採算制よりもBJリーグのようにリーグで収益を集めて分配するシステムの方が継続できるんやないかと等々、プロ女子サッカーリーグが継続できるコンテンツとしてなでしこリーグと何が変わったのかを見いだせればとか考えながらスタジアムに向かいました。

本蓮沼駅を降りて一番近くにあるメインスタンド近くにあるCゲートはなでしこリーグの時と大きな違いはなかった(といっても係員は多かった)ですが、バックスタンド北側に設置されたDゲートは以前より少し大きくなったグッズ売り場とキックターゲットがあり、少しばかり盛り上がってました。

一般発売当日慌てて買ったものの、味の素フィールド西が丘の座席表を調べるも自分の席が分からず、今日になってメインスタンドの端ってことを知ってビックリしました(笑)
西が丘はコンパクトなスタジアムなのでどこでも臨場感を味わえるので特に不満はありませんが、自分の席からは電光掲示板が見えませんでした(笑)

岡島チェアの開会宣言を聴きながら「そもそもWEリーグのWEって何?」ってのを説明いただき、なるほどと思いました。
手短に言うとウーマンエンパワーメント(WOMAN EMPOWERMENT)の略で女性による社会への影響、向上を目指す組織といったところでしょうか。
Jリーグの地域密着と違いちょっとむずかしい理念のような気がしますが、個人的には女子サッカーは男子のJリーグと違う魅力があるのでプロリーグが上手く継続してくれることを願います。
おぼろげながら、男女問わずスポーツクラブ(サッカー以外も含め)としてアルビレックス新潟、東京ヴェルディ、湘南ベルマーレが他競技にも尽力していると思うのですが、いろんなスポーツが「勝つこと」により、地域の方々の活力になるようなイベントになるようになることが重要で、それにより地域の話題になり、コミュニティが活性化することにより経済が回るという図式が成り立つのが理想なのかなと思います。
自分もこのJリーグサポーターによってコミュニティが活性化して地域の経済が回ることを願い大したことはできませんが助力となればと思い、このサイトを運営しはじめました。

試合は昨年のなでしこリーグ王者の浦和レッズレディースの勝利で終わりましたが、なかなかハイレベルで面白かったです。男子サッカーに比べて・・・とかいうのをSNSで見かけますが、そもそも男子と体のつくりが違うんで、パワーとスピードは男子にかないません。その分男子のパワーで戦術を凌駕するサッカーよりも「どうやって自分たちの戦術を成立させるか」ってのが見えて楽しいですし、そもそも健常者の方は第一に情報をとらえるのは目だと思うのですが、一番目から遠い足を使うスポーツ「Football」はミスが多いスポーツだと思ってます。
その一番ミスの多いスポーツだからこそ、ミスしても「次頑張れ!」ミスと取り返すようなプレーに「よく頑張った!」と声をかけ、励まし、沢山のミスをしながらゴールという目標を目指すサッカーというスポーツは魅力的ですし、普段自分たちの仕事においても沢山のミスはするけどもチームで立ち向かえばゴールに結びつくというのに置き換えられるがサッカーの魅力なのかなと思ったりもしています。普段の生活で3ポイントや満塁ホームランは無くて、まさに一点一点積み重ねていかないと勝利(成功)に結びつかないですし…

正直なところ感想として試合自体は元々なでしこリーグ時代から両チームともリーグをけん引してきてるのでレベルが高く面白かったのですが、掲げる理念がちょっと難しくてできればJリーグと提携して(今回Jリーグから女子チームが発足してますが)とりあえず継続することが大事なのかなと思ったりしました。
イベントとしてはなでしこリーグとさほど変化は感じられなかったのでどうやってメディアに露出するか、既存の媒体ではなく、こういったインターネットを活用するか、インターネットを見ない層に知ってもらうのかが大事なのかなと思ったりしてスタジアムを後にしました。
そのためには地域の方々と結びついて普段の生活にプロスポーツというイベントがあるというところまで落とし込むのが重要で、そのためには継続することが大事ですし文化として育んでいかなければならないと思いました。
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